2014年8月27日水曜日

Galaxy Tab S 8.4(SM-T700):SideSync機能レビュー

この記事では、前の記事「Galaxy Tab S 8.4(SM-T700) レビュー」の<端末の使いやすさ(ソフト面)>で取り上げた「SideSync機能」について、詳細に機能レビューをしたいと思います。
※「GALAXYアンバサダー」のモニタープログラムでお借りしています。

1. SideSync機能とは


GalaxyスマートフォンおよびGalaxyタブレットを連携させ、Galaxyタブレット上で、Galaxyスマートフォンで行う操作をできたり画面やデータを共有できたりする機能です。
※PCとも連携できるそうですが、ここではスマートフォン・タブレット間のみをレビューします。



2. SideSync機能を使うには


どの端末でもすぐ使えるわけではありません。
下記条件を満たす端末でのみ使うことができます。
・Galaxyスマートフォンを持っていること
    (Android4.4以上のGalaxyスマートフォン。お聞きしたところによると、日本ではGalaxy S5、
    Galaxy Note 3、Galaxy J、OSバージョンアップしたGalaxy S4が対応しているそうです。)
・Galaxyタブレットを持っていること
    (日本国内で手に入るのはGalaxy Tab S(8.4インチ版、10.5インチ版)ですね。)
・SideSync3.0というアプリをインストールしていること
    (Google Playでインストールすることができます。)
・上記GalaxyスマートフォンとGalaxyタブレットを同じWi-Fiネットワークに接続していること
    (外出先で利用するとなると、別途Wi-Fiルータが必要となります。というのも、スマートフォンで
    テザリングをし、タブレットをネットワーク接続した状態ではこの機能を使えないようです。)

上2つがハードル高いかなと思います。Samsungの戦略上難しいらしいですが、是非他社端末でも使えるようにしてもらいたいです。


3. SideSync機能でできること


色々できるみたいなのですが、この記事では下記4つのできる機能について実際の動作も交えてレビューしたいと思います。

3-1. 写真共有
3-2. 動画共有
3-3. URL共有
3-4. 電話


3-1. 写真共有

旅行先などでスマートフォンで撮った写真を、家に帰ってきてからタブレットの大画面で家族で見たいという場合にこの機能が非常に役立つと思います。

これまでですと、スマートフォン上でDropbox等に写真をアップロードした上で、タブレット上でその写真をダウンロードして初めて、タブレットで写真を見ることができます
しかし、SideSync機能を使用すると、そういった煩わしい手間なしにタブレット上で写真を見ることができます

やり方は簡単です。タブレットに共有したい写真を選択し、タブレットにドラック&ドロップするだけです。
実際に行った様子を見て下さい。


非常に簡単です。


3-2. 動画共有

写真同様、動画も大画面で見たいユーザーシチュエーションが多いと思います。
というより、動画の方が多いかもしれません。

動画をスマートフォンからタブレットへ共有するやり方は、写真共有と同じです。
共有したい動画を選択し、タブレットへドラック&ドロップするだけです。

それに加え、タブレットに動画を移すことなく動画をタブレットで観ることもできます
そのやり方はもっと簡単です。
SideSyncによって連携させた状態で、動画の再生ボタンを押すだけです。
それだけでタブレットで動画を観ることができます。



3-3. URL共有

スマートフォンで見ているサイトをタブレットで見ることができる機能ですが、残念ながらChromeは対応しておらず、標準ブラウザのみ対応しています。
こちらの機能については、まああって便利かなくらいのものと感じています。



3-4. 電話

この「電話」できる機能が個人的には一番おもしろいと思っています。
これまでタブレットで通話するというと、タブレット自体に音声契約のsimを入れてのみでしたがSideSync機能によって、スマートフォンにかかってきた電話をタブレットで受けることができ、また逆にタブレット上から電話をかけることもできます
実際にやってみたので、ご覧下さい。

(スマートフォンに電話がかかってきた場合)

(電話をかける場合)

どうでしょうか。家に帰って、SideSync機能を使えばタブレットを触っているときにいちいちスマートフォン側を気にする必要はありません。
また、最小化することによってタブレット上でもスマートフォン側をあまり気にせずに大画面を堪能することができます。

(左上にSideSyncアプリが最小化されている)


4. まとめ


以上、SideSync機能に特化してレビュー記事を書いてみました。
色々制約はあり使いどころはやはり限られてしまうものの、非常に面白い機能であり、今後のスマートフォン・タブレット連携に期待が持てるなと思いました
スマートフォンが普及し、今タブレットもどんどん広がっていく中、Samsungはもちろん他社もこういった取り組みをどんどん行い、技術が発展していったらなと思います。

2014年8月24日日曜日

Galaxy Tab S 8.4(SM-T700) レビュー

新しい端末Galaxy Tab S 8.4(SM-T700)を約1ヶ月貸して頂けましたのでレビューをしていきます。
※「GALAXYアンバサダー」のモニタープログラムでお借りしています。

いつものごとく10つの視点から点数を付けます。
※本当に個人的な意見・点数の付け方です。

端末はGalaxy Tab S 8.4(SM-T700)、点数は、61.5点です。




なお、本端末はスマートフォンではなくタブレット(Wi-Fi版)ですが、10視点の内容はスマートフォンと同じにしたいと思います。
※"端末の持ちやすさ"だけは"端末の使いやすさ(ハード面)"から独立させ点数をつけています。

10つの視点点数(各10点満点)
電池持ち2.5
動作のサクサク感5
端末の持ちやすさ10
画面の綺麗さ10
カメラの性能5
音の良さ7
ネットワーク接続の良さ8
端末の使いやすさ(ハード面)
※"端末の持ちやすさ"除く
6
端末の使いやすさ(ソフト面)8
日本での稀少さ0


では、それぞれの視点についてレビューをします。

<電池持ち>

1週間程度、普段通り生活して、電池持ちを調べてみました。

日目朝8時時点での残り%当日24時時点の残り%
1(平日1)100%55%
2(休日1)100%46%
3(休日2)100%90%
4(平日2)100%55%
5(平日3)100%54%
6(平日2)100%57%
7&8(平日&休日)1日目:100%
2日目:35%程度
1日目:56%
2日目:24時ちょうどくらいに0%
※平日・休日は下記の通りとする(あくまで目安)。
※Wi-Fi・位置情報は常にON、輝度は自動調整

【平日1】
通勤/帰宅中/帰宅後(計3時間程度):Twitter・Facebook・電子書籍を閲覧/ウェブブライジング(Wi-Fiネットワーク接続あり)
約13時間程度:Wi-Fi環境下で放置状態(ネットワーク接続あり)

【休日1】
・約2時間半程度:電子書籍を閲覧/ウェブブラウジング(Wi-Fiネットワーク接続あり)
・約3時間半程度:Wi-Fi環境下で放置状態(ネットワーク接続あり)
・約10時間程度:Wi-Fi ONで放置(ネットワーク接続なし)

【休日2】
・16時間:Wi-Fi ONで放置(ネットワーク接続なし)

【平日2】
・通勤/帰宅中/帰宅後(計1時間程度):Wi-Fi ON(ネットワーク接続なし)で電子書籍
・約15時間程度:Wi-Fi環境下で放置状態(ネットワーク接続あり)

【平日3】
・通勤/昼休み中/帰宅中(計2時間程度):Wi-Fi ON(ネットワーク接続なし)で電子書籍
・約14時間程度:Wi-Fi環境下で放置状態(ネットワーク接続あり)

【平日&休日】
[1日目(平日)]
・通勤/昼休み中/帰宅中(計1時間程度):Wi-Fi ON(ネットワーク接続なし)で電子書籍
・約15時間程度:Wi-Fi環境下で放置状態(ネットワーク接続あり)

[2日目(休日)]
・約1時間程度:Wi-Fi ON(ネットワーク接続あり)で電子書籍を閲覧/ウェブブラウジング
・約30分程度:Wi-Fi ON(ネットワーク接続なし)で電子書籍
・約14.5時間程度:Wi-Fi ONで放置(ネットワーク接続なし)


上記をまとめると、
1. ネットワーク接続がない状態で放置すると
⇒90%程度残る
2. どのような使い方をしてもある程度使用すれば
⇒50%程度残る

ということがわかります。
どんなに頑張っても普通に使用していれば2日間くらいしか電池もたないですね。。

…うーん、、タブレットの電池容量を考えると力不足感を非常に感じます
(MOTO Xの電池容量は2200mAhに対し、Galaxy Tab Sは4900mAh)
タブレットなので最低1週間くらい使用しても電池がもつくらいには活躍して欲しいものです。

1週間(7日)もてば10点満点、1日減る毎に1.5点減点し、この端末の電池持ちは2日間もつとして、2.5点としたいと思います。
※スマートフォンより電池持ちの減点については厳しめにつけました。

<動作のサクサク感>

Octaコアを使用している等スペックは低くないものの、動作のサクサク感に少しクエスチョンマークがつく時があった。

まず、電源ボタン(もしくはホームボタン)を押してから画面が点灯するまでの時間。約2秒ほど待たなければ点灯しない場合がありました。
またその後、ロック解除画面からスワイプでロック解除する際の動作もこれまた2秒ほどかかります。つまり、ホーム画面に到達するまでに約4秒かかります。。


また、標準ホームアプリでは右にスワイプするとFlipboardのニュースを見ることができるのですが、そこへの移動もワンテンポ遅く感じるときがあります。

その他の動作は問題ないのですが、上記が非常に気になります。電源ボタン押下からホーム画面へ到達するのは毎回必要な動作ですので。。

そのため、この項目は5点としたいと思います。

<端末の持ちやすさ>

この項目は自信を持っておすすめしたい!
まず重さについて。比較対象としてNexus 7と比べます。
Nexus 7が290gに対し、Galaxy Tab Sが294g。大きさはNexus 7の方が一回り大きいにも関わらず、持った感じGalaxy Tab Sの方が少し軽く感じました。
これは、前記事「GALAXY Tab Sアンバサダータッチ&トライイベント レポート」にも書いた通り、重量バランスが非常にいいことが効果を出しているのだと思います。


また、この重量バランスがいいことにより、片手で長時間持ってもほとんど疲れることがありません。事実、筆者は毎日電車の中で片手で電子書籍を読んでいますが、全く疲れることなくストレスがありません。


これまで触ったタブレットの中で、圧倒的に1番と言っても過言ではないと思っております
そのためこの項目は10点満点をつけたいと思います。

<画面の綺麗さ>

この項目も持ちやすさ同様、自信を持っておすすめしたく10点満点をつけたいと思います。その理由ですが、まずは色鮮やかさ!
OPPO Find 7(2K(WQHD)ディスプレイ)、Nexus 7(WUXGAディスプレイ)と比較してみました。(Galaxy Tab SはWQXGAディスプレイ)
解像度としては、Galaxy Tab S > OPPO Find 7 >> Nexus 7という順で高いですがそれ以上にSuper AMOLEDの効果が出ていると思います

まずはGalaxy Tab SとNexus 7との比較。
画像中央上部のオレンジの色を見てもらいたい。Nexus 7のだけを見るとそれだけでも十分と思いますが、Galaxy Tab Sのを見た後にNexus 7を見ると10人中10人がGalaxy Tab Sの方がリアリティがあると感じると思います。またマスカットもGalacy Tab Sの方がみずみずしく見えます。さすが「見たままを表現する」とうたっているだけあります。


次は、Galaxy Tab SとOPPO Find 7との比較です。
解像度としてはそこまで変わらないのですが、この比較でも上記Galaxy Tab SとNexus 7との比較と同じことが言えると思います。


(上からOPPO Find 7、Nexus 7、Galaxy Tab S)

次に、「黒」色について。
前記事「GALAXY Tab Sアンバサダータッチ&トライイベント レポート」の「黒はより黒く」ということが本当に分かるようになっています!!
担当者の方におすすめ頂いた宇宙関係の映画をGalaxy Tab SとNexus 7で観たのですが、、少し感動しました!

(左からNexus 7、Galaxy Tab S)

画像では少し分かりにくいかもしれませんが、Nexus 7が"明るい色のところも黒色も"全体的に明るくしているのに対し、Galaxy Tab Sは"明るい色のところは明るく、黒色は非常に綺麗な色合いで黒を表現"している
これは文章よりも実際に体験してもらいたい。百聞は一見に如かずです!!

以上より、10点満点をつけます!

<カメラの性能>

タブレットが普及し、最近外でもタブレットでカメラを使用する人が増えたなーと思います。
そのため、タブレットのカメラもスマホ並みじゃないといけない!という視点で評価したいと思います。

まずこれまでのレビューでも取り上げていた動画撮影における解像度について。
残念ながら4K動画は撮影できない仕様になっています。
「S」シリーズとしてフラグシップタブレットという位置付けであれば、カバーしてほしいところでした。


また、録画モードとして、Eメールに添付できる容量に制限できると想定される機能や、


写真撮影用のモードとして、デュアルカメラといった、インカメラとアウトカメラを同時に使用し、一枚の画像とする機能もあります。
これは親子とかで使うシーンではよさそうです!


その他は、手ぶれ補正や顔検出といった一般的な機能が備わっています。


以上より、おもしろそう/便利そうなモードを選択できる一方、4K動画が撮影できないといった欠点もあるということで、普通の評価として5点をつける。

<音の良さ>

スマートフォンだと「電話の時の音」と「音楽を聴く時の音」としています。
しかしタブレットではイヤホン等を使うよりは端末のスピーカーを使用して、映画を観たり音楽を聴いたりするユースケースが考えられるのでその点を評価したい。

スピーカーが端末の上下についていることにより、縦持ちしたときは微妙だが横持ちしたときの音は非常に良いと感じています。



そのため、縦持ちのときの微妙さとして3点を減点し、7点を付けたいと思います。

<ネットワーク接続の良さ>

モバイルネットワークには対応していないため、Wi-Fi接続についてのみ考慮します。
基本的には問題ないが、一度Wi-Fiに繋がっているにもかかわらずネットワークに接続できず、再起動しなければならないことがあった
※他の端末で試したらちゃんとネットワークに接続できたため、本端末での問題だと思います。

そう何度も起こってはないものの、そういう事象が発生することは減点であるため、この項目は8点をつけたいと思います。

<端末の使いやすさ(ハード面)>

ここでは持ちやすさを除いたハード面について評価します。

この端末はGalaxyスマートフォンと同様、戻るキーやメニューキーが画面外にあります。
そのため、横持ちした際や片手持ちした際にそのキーを触ってしまい、予期せぬ動作をする時が結構あります。(特に戻るキーを押してしまいます。)

また、この端末には指紋認証機能が搭載されているのですが、iPhone 5Sだとボタン上に指を置けばいいだけなのに対し、この端末は(Galaxy S5も同様ですが)画面上からホームボタンにかけて指をスライドさせなければなりません。端末を片手で持ちながらの認証率がなかなかに低く、少しでもスライドさせる角度がずれると認証してくれません。筆者も最初は物珍しさに指紋認証機能を使っていましたが、認証率があまり良くなく、普通のロック画面(画面上をスライドする方式)にしています。。
せっかく片手で持てるタブレットなのにもったいないです。。



ただ、いい点ももちろんあります。
画面を点灯する際、側面にしか電源ボタンがないタブレットに対し、この端末では側面の電源ボタンの他に物理的なホームボタンがあるため、タブレットでも片手で画面を点灯させることができます

また、この端末には背面に2つの穴のようなものがある。


この穴の用途としては、Galaxy Tab S専用の純正カバーを取り付けるときに使用するようです。磁石等で取り付けるものと違い、物理的にこの2つの穴にパチッとはめ込むため、取れにくいようです。こういった細かい使い心地に気を使ってくれているのはプラスポイントだと思います。

以上より、良い面と悪い面両方ありますが、少しだけ悪い面の方が気になってしまうので、6点としたいと思います。

<端末の使いやすさ(ソフト面)>

一言でいうと「優等生」という言葉が一番筆者としてはしっくりきます。
ただ!!この端末の良いところは、単なる「優等生」では終わらないところです。

以下に筆者が優等生+αだなと思った機能について、纏めたいと思います。

1. アプリの同時表示

ホーム画面上で右ベゼルから左にスワイプすると下記のような画面になります。


選べるアプリは限定されているのですが、この中からアプリを選択することによって2つのアプリを同時起動することができます。
ただ、限定されているといっても、まずこの選択できるアプリ以外のアプリを起動した上で、左スワイプし限定されているアプリを選ぶことによってだいたいのユーザーシチュエーションはカバーできるのかなと思います。
(アプリによってはできないものもあるようですが。。)

(選択できるアプリでないEvernoteとChromeの同時表示)
(筆者はこの機能を使ってブログを書いていました)

ただこの機能、そこまで先進的な機能ではないのかなと思います。。

2. SideSync機能

この機能こそ、単なる優等生では収まらないことを象徴する機能かと思っています。
Galaxyスマートフォンおよびタブレットでしかできない機能ですが、下記画像のように、タブレット上にスマートフォンの内容を表示させ、タブレット上でスマートフォンを操作することができます。


↓これがSideSync機能を使用すると、


一部できない機能はあるものの、電話ができたり画像の共有など今後のスマートフォン・タブレット連携に期待できるような機能です。
この機能については、別途詳細な記事を書こうと思いますので、ご期待頂ければと思います!

以上より、優等生+αということで、8点をつけたいと思います。

<日本での稀少さ>

本端末はグローバルおよび日本でも発売されているため、0点としたい。
※純粋に本端末の善し悪しを見たい人はこの項目を飛ばして頂いた方がいいかもしれません。。


<総論>

以上を踏まえ、61.5点である。
率直な感想は、「良い部分はとことんいい!」です。
持ちやすさおよび画面の綺麗さを重視する人には是非おすすめしたい端末です

なおお借りしているため、約1ヶ月の期間を持って返却しないといけないのですが、別途自分でも買いたいと思える端末でした。
本当に生活に溶け込むいい端末だと思います。
後は、、電池持ちがもっともてば完璧ですっ!!

2014年8月9日土曜日

GALAXY Tab Sアンバサダータッチ&トライイベント レポート

いつもの端末レビューとは趣向を変えて、、7/31(木)に行われたサムスン電子ジャパン/アジャイルメディア・ネットワーク主催のGALAXYアンバサダーのイベント「GALAXY Tab Sアンバサダータッチ&トライイベント」に幸運にも参加させて頂いたので、そのイベントの模様をレポートしたいと思います。

また、GALAXY Tab S(8.4インチ版)を1ヶ月貸して頂けたので、そのレビューも今後していきたいと思います。

では、レポートを始めます。

<前書き>

7/19(土)にサイト(https://form.ambassadors.jp/galaxy/form/?id=140731_event)から申し込みを行い、7/24(木)に当選通知が来ました。ブログのURLも併せて申し込んだのですが、まさかこんな個人的にやってるブログで当選するとは、、夢にも思いませんでした笑
それでもせっかく当選したので、わくわくした気分で会場へ向かいました。

会場は、サムスン電子ジャパン株式会社!端末好きとしては端末メーカーの会社にいけるって嬉しいものです。

到着すると、軽食と飲み物が参加者に配布されました。ちょうどお腹がすく時間帯(18時半頃)でしたので、非常にありがたかったです!ただ一つ言うとすると、乾物が多かったので口の中の水分が全部持っていかれました…(緊張していたのもあると思いますが、あとそのための飲み物ですよね笑)。


また、このようなうちわも貰えました。これはGalaxy Shopとかでも貰えそう!


さて軽食も食べ終え、いよいよ始まります!

<レポート>

まずは担当者の方からご挨拶があり、その後Galaxy Tab Sの魅力を最大限に伝える説明が始まりました。

「S」の文字はGalaxy S5などの「S」と同じ。何を意味するかというとフラグシップであるということ
タブレットにもフラグシップの概念を作ったとのこと。「S」にはそういった意味があったんですね。


タブレットの利用シーンとしては、Webブラウジングと動画閲覧が多数を占める。


上記利用シーンを考慮し、こだわったのが「見る」という部分


第1のトピックスとして、ディスプレイについて。
Super AMOLEDディスプレイというものを搭載しており、液晶に比べ色の再現率が非常に高い。
(Adobeが提供できる色の、94%を再現できるとのこと)


次に、コントラストについて。液晶の100倍ハイコントラストだそうです。僕はコントラストについてよくわかりませんが、一言で言うと「黒はより黒く、白はより白く」です。
ちなみに、ディスプレイの輝度を落とした時に本領を発揮するようです!


雑誌とGalaxy Tab S  とを比較したスライド。
非常に綺麗です。


人間は眼で色を判別しているのではなく、頭(脳)で色を判別している。
それを踏まえ、表示するコンテンツによって色を変化させる機能を搭載したとのこと。


また、Galaxy Tab Sを操作する環境も判断する。
明るいところ・暗いところでもはっきりと見えるようになっている。


解像度は2560×1600。非常に高いです。
なお、8.4インチ/10.5インチ共に同じ解像度です。


ちなみに説明はこんな感じで説明者の方が実際のGalaxy Tab Sを見せながら行われました。


第1のトピックスのまとめ。


第2のトピックスとして、薄さについて。


8.4インチ/10.5インチ共に6.6mm。
SONY製Xperia Z2 Tabletよりも若干厚いが、それ以上に重量バランスが非常にいいとのこと。電池の搭載位置による重量バランスの偏りがない。
なぜ実現できるかというと、搭載されている部品は電池含め自社で作っているからだそうです。確かにそこは強みですよね。


最後の第3のトピックス。便利な機能の紹介です。
マルチウインドウ機能がようやくタブレットに搭載されたそうです。


実際にGalaxy Tab Sでデモもありました。


SideSync 3.0というアプリを利用したタブレット上でのリモートスマートフォン機能。
これが一番筆者が気になり、気に入った機能です。
この機能、GalaxyスマートフォンとGalaxy Tab Sとを同一Wi-Fi環境にてWi-Fi Directのような技術を利用して連携させ、タブレット上でスマートフォンの操作をすることができます

また、タブレットとスマートフォン間で写真などを移動できたり、スマートフォンに入っている動画をタブレットで見ることもできます。もちろんファイルを移すことなしに。


実際のデモの様子です。
スマートフォンの画面が、タブレットの表示されたスマートフォンのところに……


移るという。そして排他処理にするため、スマートフォンは操作できないようになります。


しかし心配は無用!一部機能(後ほどQ&Aにて言及します)を除き、タブレット上で作業ができます。電話を受けること・かけることもできます。


Remote PCなどの機能ももちろんあります。


Galaxy S5で初搭載された指紋認証機能もついています。
大画面でウェブショッピングしながら指紋認証で簡単にオンライン決済できるのは非常に便利だと思います。


また、家族向けにも便利な機能です。
特にお子さんのいらっしゃる家庭では、親は通常使いし、子供にはキッズ向けにカスタマイズする等できます。


最後におまけとして、Octaコアについて。
時代は早いですね。少し前にDualコアだと言っていたらQuad、Octaという時代になりました。しかもこのGalaxy Tab Sに搭載されているOctaコアはQuadコア×2となっており、それぞれを最適に使用できるようになっています。


以上が担当者からの説明内容でした。
量販店等、店頭では聞けない内容がいっぱい詰まっていて、非常に充実した説明会でした!!
なお、8.4インチと10.5インチとの違いは、大きさとバッテリーの容量のみということなので、どちらを選んでも上記機能は全て使えるようです!!いいですね!!


また、説明の後、Galaxy Tab Sのプロモーションビデオの紹介もありました。
YouTubeに公開されているため、下記に集めてみました。
※言語は英語です。

[多彩な色を表現できるという動画]
https://www.youtube.com/watch?v=yGj0f7Hz3v8

[明るさ調整の動画]
https://www.youtube.com/watch?v=Jc29eU9ls1I

[マルチウィンドウの動画]
https://www.youtube.com/watch?v=YbrM7XqVuJw

[コントラストの動画]
https://www.youtube.com/watch?v=sXNaRYMNprE

<タッチ&トライ>

説明会後、30分程度タッチ&トライイベントがありました。
筆者は8.4インチをお借りできることがわかっていたので、タッチ&トライでは10.5インチを触りに行きました。


非常に軽く、


非常に薄いです!


画面も大きくて、映画とかに最適だなーと思いました。


また、SideSyncも担当者の方の端末をお借りして試させて頂きました。


このSideSync機能、色んなことができるようなので今後、この機能をピックアップしてレビューしたいと思います!


実は、、30分のタッチ&トライ中、担当者の方とほぼほぼ話していたので、写真がこれだけです。。
その分、Q&Aを充実させていますので。。

<Q&A>

質問の機会は、2回ありました。1回目は説明会の後。もう1回はタッチ&トライ中。
それぞれ他の参加者の方がされた質問もありますが、下記にまとめてみます。
※回答頂いたのは、担当者の方

1. 説明後の質問と回答
・防水やNFCの搭載は?
 ⇒今後の検討になる

・アメリカで発売されているモデルとの差は?
 ⇒Wi-Fiタブレットとしてはほぼ違いはない

・キャリア版の予定は?
 ⇒未定である

・アメリカのGalaxy端末とも連携できるか?
 ⇒可能である(連携できる端末であれば)

2. タッチ&トライ中にした質問と回答
・SideSyncについて、タブレット上でスマートフォンの画面を操作する際、カメラは使用できる?
 ⇒使用できない、またワンセグも観ることはできない

・SideSyncについて、スマートフォンとタブレットとの距離はどの程度離れても大丈夫なのか?
 ⇒同一Wi-Fi環境にで接続できる範囲

・SideSyncについて、GalaxyスマートフォンでテザリングをしながらGalaxy Tab Sをネットに接続した状態で、リモートスマホできるのか?
 ⇒できない

・リモートスマホ(Side Sync)の対応端末は?
 ⇒Galaxy S4、Galaxy S5、Galaxy Note3、Galaxy J(なお、Android 4.4以上にバージョンアップが必須)。またアプリのインストールも必須

・Galaxy Tab Sにはクレードルはないのか?
 ⇒ない

・Galaxyスマートフォンとしか連携できないが、他社スマートフォンとの連携はないのか?
 ⇒SAMSUNGのグローバル戦略を考えるとないと思う。Apple社と同様の考え。

・国内各社で発売されているSHARP製スマートフォンのベゼルレスの端末についてどう思うか?
 ⇒すごいとは思うが、使い勝手がいいかは別と個人的には思う。

・Galaxy Tab Sにはリモコン機能もついているが、どのテレビでも対応しているのか?
 ⇒している

・重量バランスが非常に良いということだが、電池は端末のどの部分に配置されているのか?
 ⇒端末の中心部分

<まとめ>

初めてこういったイベントに参加させて頂きましたが、端末の細かい機能について非常に詳しく、かつ面白い話もたくさん聞くことができました。
今後もこういったイベントがあれば積極的に応募していきたいと思わせてくれるイベントでした!!


次は、いつもの端末レビューおよび気になった機能の紹介とかをできればなと思います。