※「GALAXYアンバサダー」のモニタープログラムでお借りしています。
1. SideSync機能とは
GalaxyスマートフォンおよびGalaxyタブレットを連携させ、Galaxyタブレット上で、Galaxyスマートフォンで行う操作をできたり画面やデータを共有できたりする機能です。
※PCとも連携できるそうですが、ここではスマートフォン・タブレット間のみをレビューします。
2. SideSync機能を使うには
どの端末でもすぐ使えるわけではありません。
下記条件を満たす端末でのみ使うことができます。
・Galaxyスマートフォンを持っていること
(Android4.4以上のGalaxyスマートフォン。お聞きしたところによると、日本ではGalaxy S5、
Galaxy Note 3、Galaxy J、OSバージョンアップしたGalaxy S4が対応しているそうです。)
・Galaxyタブレットを持っていること
(日本国内で手に入るのはGalaxy Tab S(8.4インチ版、10.5インチ版)ですね。)
・SideSync3.0というアプリをインストールしていること
(Google Playでインストールすることができます。)
・上記GalaxyスマートフォンとGalaxyタブレットを同じWi-Fiネットワークに接続していること
(外出先で利用するとなると、別途Wi-Fiルータが必要となります。というのも、スマートフォンで
テザリングをし、タブレットをネットワーク接続した状態ではこの機能を使えないようです。)
上2つがハードル高いかなと思います。Samsungの戦略上難しいらしいですが、是非他社端末でも使えるようにしてもらいたいです。
3. SideSync機能でできること
色々できるみたいなのですが、この記事では下記4つのできる機能について実際の動作も交えてレビューしたいと思います。
3-1. 写真共有
3-2. 動画共有
3-3. URL共有
3-4. 電話
3-1. 写真共有
旅行先などでスマートフォンで撮った写真を、家に帰ってきてからタブレットの大画面で家族で見たいという場合にこの機能が非常に役立つと思います。
これまでですと、スマートフォン上でDropbox等に写真をアップロードした上で、タブレット上でその写真をダウンロードして初めて、タブレットで写真を見ることができます。
しかし、SideSync機能を使用すると、そういった煩わしい手間なしにタブレット上で写真を見ることができます。
やり方は簡単です。タブレットに共有したい写真を選択し、タブレットにドラック&ドロップするだけです。
実際に行った様子を見て下さい。
非常に簡単です。
3-2. 動画共有
写真同様、動画も大画面で見たいユーザーシチュエーションが多いと思います。
というより、動画の方が多いかもしれません。
動画をスマートフォンからタブレットへ共有するやり方は、写真共有と同じです。
共有したい動画を選択し、タブレットへドラック&ドロップするだけです。
それに加え、タブレットに動画を移すことなく動画をタブレットで観ることもできます。
そのやり方はもっと簡単です。
SideSyncによって連携させた状態で、動画の再生ボタンを押すだけです。
それだけでタブレットで動画を観ることができます。
3-3. URL共有
スマートフォンで見ているサイトをタブレットで見ることができる機能ですが、残念ながらChromeは対応しておらず、標準ブラウザのみ対応しています。
こちらの機能については、まああって便利かなくらいのものと感じています。
3-4. 電話
この「電話」できる機能が個人的には一番おもしろいと思っています。
これまでタブレットで通話するというと、タブレット自体に音声契約のsimを入れてのみでしたが、SideSync機能によって、スマートフォンにかかってきた電話をタブレットで受けることができ、また逆にタブレット上から電話をかけることもできます。
実際にやってみたので、ご覧下さい。
(スマートフォンに電話がかかってきた場合)
(電話をかける場合)
どうでしょうか。家に帰って、SideSync機能を使えばタブレットを触っているときにいちいちスマートフォン側を気にする必要はありません。
また、最小化することによってタブレット上でもスマートフォン側をあまり気にせずに大画面を堪能することができます。
4. まとめ
以上、SideSync機能に特化してレビュー記事を書いてみました。
色々制約はあり使いどころはやはり限られてしまうものの、非常に面白い機能であり、今後のスマートフォン・タブレット連携に期待が持てるなと思いました。
スマートフォンが普及し、今タブレットもどんどん広がっていく中、Samsungはもちろん他社もこういった取り組みをどんどん行い、技術が発展していったらなと思います。