2015年10月17日土曜日

moto360 2nd generation レビュー

ブログとしては半年ぶり、スマートウォッチとしては1年ぶりにレビューを書きたいと思います。
久しぶりのレビュー端末は「moto360 2nd generation」です。
前回のmoto360から1年経ち、さらに磨きがかかったようなので手に入れてみました。

それではレビューを始めます。
なお、moto360からの進化端末ということで、moto360とも比較しながらレビューをしていこうかなと思います。
端末はmoto360 2nd generation、点数は、81点です。



下記、内訳です。

10つの視点点数(各10点満点)
電池持ち6
端末のつけ心地10
動作のサクサク感10
画面の綺麗さ/見やすさ9
Google音声の認識度/使いやすさ8
端末単独でできること5
充電のしやすさ10
スマートフォンとの接続の良さ8
連携した上で、端末でできること7
日本での稀少さ8

では、それぞれの視点についてレビューをします。

<電池持ち>

1週間強、普段通り生活して、電池持ちを調べてみました。

日目朝8時時点の残り%当日24時時点の残り%24時以降充電せず
0%になった時間
1-2(平日)1日目:100%
2日目:47%
1日目:-
2日目:6%
-
3(休日)100%77%-
4(休日)100%73%-
5(休日)100%82%-
6(平日)100%55%-
7(平日)100%約55%-
8(平日)100%55%-
9(平日)100%58%-
[条件]
*端末の設定は常にBlutooth接続、常に画面点灯(アビエント画面ON)、輝度は自動設定、手首の操作ONです。
*平日、休日共に、ほぼ端末とBluetoothで接続されている状態です。
*平日は基本「腕に装着」、休日は基本「机上に放置」としました。

moto360の電池容量が320mAhに対し、moto360 2nd generationは400mAhと物理的にも電池容量が増しているため、前よりは持つだろうと事前に思っていたのですが思ったより向上していました。
moto360の場合1日使って、平日は平均15%・休日は平均40%という電池残量結果でしたが、moto360 2nd genetationでは平日55%、休日77%と大幅向上です。

1年以上スマートウォッチを利用し、若干電池持ちに対するハードルが下がってしまっている(基本電池は持たないという気持ちがある)気がしないでもないですが、正直大満足です。
平日は約2日間ですが、休日に至っては最大4日間持つ計算だからです。
(公式発表は2日間ですので、十分な結果かなと思います。)

とは言っても、本ブログのスマートウォッチレビューでの採点基準は「1週間もてば10点、そこから1日減る毎に1点減点」としているため、このmoto360 2nd generationは平均して3日間持つとして、6点とします。

<端末のつけ心地>

moto360と比べ、厚さ・端末の大きさ共にほぼ変わらない(若干moto360 2nd generationの方が大きい、厚さは同じ)ため、安定したつけ心地を提供できています。
さらに、バンドの装着位置や竜頭の位置のデザイン変更によって、より腕に馴染む端末になっています

 (左:moto360、右:moto360 2nd generation)

 (下:moto360、上:moto360 2nd generation)

 (下:moto360、上:moto360 2nd generation)

なおディスプレイの強度もmoto360と同様、ゴリラガラスなので心配ないと思います。

上記より、一切非の打ち所がないため、端末のつけ心地に関しては10点満点をつけたいと思います。

<動作のサクサク感>

特に問題なくスマートウォッチの動作を提供できています。
普段使いで、動作が遅いなと思ったことは一度もありません
また、Android Wearがアップデートしていることにより、手首の操作による動作もでき、この動きも全く問題ないです。


そのため、この項目も10点をつけたいと思います。

<画面の綺麗さ/見やすさ>

moto360の解像度が320×290ピクセル(205ppi)に対し、moto360 2nd generationでは360×330(233ppi)となっており、綺麗さについてはスペックでも見た目でも向上しているため、全く問題ないものになっています。
(moto360と見比べると、体感できるレベルです。)

ただ、省電力モード(画面を見ていない時)の表示が今までにスマートウォッチで見たことのないレベルの荒さです。
多分、省電力のためだとは思いますが、時間を見ようとした際、一瞬目に入ることになり使い始めの時から気になっています。

(左:moto360、右:moto360 2nd generation)

 
(moto360)

(moto360 2nd generation)

(省電力モード)

また、端末の端ギリギリまで液晶が見えるようなハードウェアになっている(表面のガラス部分が台形型に盛り上がっている)ため端末の端の表示が気持ち悪い点、屋外での視認性は環境光センサー搭載のため問題ない点はmoto360と同様です。

以上より、端末画面の綺麗さ/見やすさで6点(満点が7点ですが、省電力モードの荒さでマイナス1点)、屋外での視認性で3点の計9点としたいと思います。

<Google音声の認識度/使いやすさ>

LG G Watchそしてmoto360の時代からAndroid Wearも進化しています。
現に、LG G Watchのレビュー認識してもらえなかったSMSの送信が問題なくできるようになっていました
「田中太郎にSMSを送信」と言った後、送る内容を音声入力できるのですが、若干ゆっくり話してもちゃんと全て聞き取ってくれます。

また、LG G Watchのレビューで書いたマイナス点"「おーけー、ぐーぐる」と言った直後に、何か言っているはずなのにこの機能でこんなことができますよという表示が出てくることが多々ある"という点もこのmoto360 2nd generationでは一切ありません。確実に進化しています。

ただ!!1点非常に残念なことがありました。
LG G Watchで反応せず、moto360で改善された"「Ok, Google」でも「おーけー、ぐーぐる」でも反応するようになった"点が、今回moto360 2nd generationではまたLG G Watch時代に逆戻りで「おーけー、ぐーぐる」でないと反応しなくなりました
残念です。

以上より、前回moto360レビューで "「Ok, Google」でも「おーけー、ぐーぐる」でも反応すること"への加点として与えた2点を今回は逆にマイナス点とし、この項目は8点としたいと思います。

<端末単独でできること>

こちらもAndroid Wearの進化と共に、端末単独でできることが増えています。
【これまでもできたこと】
・時計表示
・タイマー機能
・ストップウォッチ機能
・アラーム設定
・万歩計での歩数計測
・心拍数計測機能

【追加でできるようになったこと】
・端末にGoogle Play Music経由で音楽をダウンロード
・WiFi接続
・ライト機能

「端末にGoogle Play Music経由で音楽をダウンロード」できることにより、端末を操作しなくても好きな音楽を選べ、「WiFI接続」をスマートウォッチ単体でできることで、端末がなくても通知を受け取ることができます
着々と進化していますね。

そのため、この項目はmoto360の3点+機能追加(ライト機能は除外)2点の計5点としたいと思います。

<充電のしやすさ>

moto360同様、moto360 2nd generationも充電クレードルが付属していて、クレードルに乗せるだけで充電することができます
また、発売前にmoto360のクレードルと互換性がない(moto360のクレードルにmoto360 2nd generationを乗せても充電できない)という情報があったのですが、実際やってみると問題なく充電できたので、その点も評価できると思います。

(若干moto360のクレードルとデザインが異なっています)


以上より、moto360と同様、この項目は10点満点をつけたいと思います。

<スマートフォンとの接続の良さ>

こちらもmoto360と同様、問題ないレベルです。
そのため、moto360レビューと同様、8点とします。

<連携した上で、端末でできること>

LG G Watch・moto360の機能に加え、下記もできるようになっています
<スマートフォン検索>
連携した携帯に着信音を鳴らし、どこにあるか知らせることができます。

<最近の連絡先表示>
その連絡先を押すと、smsを送信するか電話をかけるか選ぶことができます。

ただ、moto360の減点対象となった「Google音声機能を利用したナビ機能が使えない」件はmoto360 2nd generationでも同様です。
※CEATECで展示していたHuawei Watchでは問題なく使えたので、Motorola独自で何かしているのではと考えています。
(デモ機だからなのか、スマートフォン側ではナビが表示されませんでしたが、スマートウォッチ側では完璧に起動させようという動きをしています。)


以上より、前回moto360の6点から機能追加で1点加点とし7点としたいと思います。

<日本での稀少さ>

moto360と同様、日本で発売されておらずこのレビュー時には国外から輸入する等しか入手する方法がないため、9点としたいと思います。
と言いたかったのですが、最近Googleが12月上旬以降に日本で発売するという発表を出したので、さらに1点減点し8点としたいと思います。

<総論>

以上を踏まえ、81点です。
LG G Watchの55点→moto360の67点から大幅点数アップです!

スマートフォン、タブレット、スマートウォッチとこれまでレビューした中で一番の高得点でした。
あとは、Android Wearの進化で100点満点に近づくだけで、スマートウォッチとしての端末単体ではこれが最終型ではないかと思うくらいです。
普段使いしても他よりは電池が持ちますしデザインも他のスマートウォッチを超越していますし、レビューを書き終えとんでもないものを手に入れてしまったと思いました。

約5万円と高額ではありますが、これを買えば今後のスマートウォッチを買う必要はなくなる程の出来だと思うので、是非オススメしたいと思います
(12月上旬以降ですが、日本でも発売されますし!!日本価格で5万円よりも上乗せされるとは思いますが。。)

この端末で十分と思ってしまっているため、もしかしたら今後スマートウォッチのレビューがなくなるかもしれませんが、もしこの端末以上のものを見つけたらゲットしてレビューしたいと思います。

2015年4月8日水曜日

Galaxy S6 edge 簡易レビュー

約5ヶ月ぶりのブログ更新です。
久しぶりにビビっときた端末が見つかったので、簡易レビューをしたいと思います。

端末はGalaxy S6 edge。
先日Unpackedイベント(http://www.samsung.com/uk/unpacked/)にてグローバル発表された端末です。そして、本日Galaxy World Tour 2015にて正式に発表され(http://www.samsung.com/global/galaxy/worldtour2015/m_index.html)、Galaxy Shopに実機が置いてあったので少し触ってきました。





Galaxy Note Edge(http://personal-memo-of-my-mobile-phone.blogspot.jp/2014/11/galaxy-note-edge.html)と違って、左右両方にエッジスクリーンがあります。
スタッフの方に聞いたところ、Galaxy Note Edgeとは違い、あまりエッジスクリーンをフル活用した使い方はできないとのこと。その点は少し残念でした。
詳細は買って(??)から見てみたいと思います。

また、Galaxy S5の時に微妙だなーと思っていた指紋認証について動画を撮ってきました!!


Galaxy S5は認証時に指をスライドさせないとダメでしたが、Galaxy S6 edgeでは置く方式になっておりiPhoneと同じ認識方法になっています。しかも動画にあるように、指を斜めに置いて認識させても即認識され、非常に満足のいくものに仕上がっていました!

以上、簡単ですがレビューでした。
なお、非常に期待できる&購入意欲が久々に沸いた端末だったので、とりあえず購入候補に入れました!

2014年11月22日土曜日

Galaxy Note Edge:エッジスクリーンレビュー

Galaxy Note Edgeについてのレビューはしましたが、この記事ではGalaxy Note Edgeの最大の特徴であるエッジスクリーンに注目してレビューしたいと思います。
※「GALAXYアンバサダー」のモニタープログラムでお借りしています。

1. エッジスクリーンとは

手帳のインデックスをコンセプトとして追加されたGalaxy Note Edge正面に向かって右側に存在している湾曲ディスプレイのことで、通常のディスプレイとは違ったものを表示することによってスマートフォンの使い方を拡張してくれる新しい形のディスプレイである。
※筆者個人の意見も含んでいます。


2. エッジスクリーンで表示できるもの

Galaxy Note Edgeのレビューの「端末の使いやすさ(ハード面)」「端末の使いやすさ(ソフト面)」でレビューした機能である「エッジスクリーンにアプリを置ける機能」や「カメラアプリでのエッジスクリーン有効活用」「動画視聴中に電話がかかってきた時の機能」以外にデフォルトでできることをレビューしたいと思います。

2-1. エッジスクリーンを利用してデフォルト機能としてできること
2-2. エッジスクリーンのカスタマイズ

2-1 エッジスクリーンを利用してデフォルト機能としてできること

下記画像の右部分のエッジスクリーンに表示されているように、計5つのことができます。
2-1-1. メジャー機能
2-1-2. ストップウォッチ機能
2-1-3. タイマー機能
2-1-4. ライト機能
2-1-5. 音声録音機能


2-1-1. メジャー機能

Galaxy Note Edgeがあれば、10cmまで長さを測ることができます。普通スマートフォンに搭載されることが想像できない機能ですが、あると便利だと思います。
(レビュー期間中、筆者の生活内では利用シーンはありませんでしたが、、1年のうち何回かは利用シーンがあるのかなと思います。)


2-1-2. ストップウォッチ機能

通常のAndroid端末ですと時計アプリから起動しますが、エッジスクリーンを使えば時計アプリを起動せずとも時間を測ることができます。
例えばゲームアプリ内で時間を測りたいとき、ゲームアプリをやりながらエッジスクリーンで時間測定することができて非常に便利だと思います。


2-1-3. タイマー機能

これも2-1-2のストップウォッチ機能と同じことが言えると思います。


2-1-4. ライト機能

背面カメラ横のフラッシュを点灯させることができます。
5つの機能の中で一番使いそうな機能だと思います。これは非常にユーザー目線に立った機能だなと思いました。


2-1-5. 音声録音機能

これもあれば便利な機能だと思いました。だいたい音声を録音したい時は一刻も早く録音しだす必要があると思っており、録音アプリを探しだし録音を開始するより早く、このエッジスクリーンの機能を使うことによって録音を開始することができると思います。


2-2. エッジスクリーンのカスタマイズ

エッジスクリーンに表示させるものをカスタマイズすることもできます。
下の画像がエッジスクリーン全体を管理する画面で、「パネルを管理」を押すと、


複数のパネルの中からどのパネルをエッジスクリーンに表示させるかを自由に選ぶことができます。



また、「ここをタップしてパネルをダウンロード」という箇所を押すとSamsungに認められているサードパーティのパネルも選択することができます。
(本端末を借りてからここで選択できるパネルは増えているため、今後も増えていくのかなと思います。)




エッジスクリーンをカスタマイズすることによって自分だけのGalaxy Note Edgeを作れるのはいいですね。

3. まとめ

「1. エッジスクリーンとは」に書いたように、エッジスクリーンは携帯端末の可能性を多いに広げてくれるものだと思いました。
現在、Samsungによる審査を通ったもののみがサードパーティパネルとしてリリースされエッジスクリーンに適用できると聞いておりますが、今後敷居が低くなりユーザーが自由に自分で作成したパネルをエッジスクリーンに適用できるようになると、より端末の可能性が広がるなと感じました

2014年11月19日水曜日

Galaxy Note Edge レビュー

GALAXYアンバサダーとして、また新しい端末Galaxy Note Edge(SC-01G)を約1ヶ月貸して頂けましたのでレビューをしていきます。
※「GALAXYアンバサダー」のモニタープログラムでお借りしています。
※Wi-Fi運用でということでお借りしましたが、ご担当者様に確認し"自己責任"であれば問題ないということでしたので、以下では自分のsimを入れてレビューをしています。

この端末は日本時間9/4(木)にIFA 2014にて発表され、筆者が非常に興味を持った端末です。というのも通常のディスプレイに加えて、エッジスクリーンと呼ばれるもう一つのディスプレイを持つ変態端末だからです笑!

それではレビューを始めます。
端末はGalaxy Note Edge、点数は、74点です。




内訳は以下の通りです。
※ほぼ毎日端末を使用するということを考慮し、"端末の持ちやすさ"だけは"端末の使いやすさ(ハード面)"から独立させ点数をつけています。

10つの視点点数(各10点満点)
電池持ち6
動作のサクサク感8
端末の持ちやすさ3
画面の綺麗さ10
カメラの性能10
音の良さ10
ネットワーク接続の良さ9
端末の使いやすさ(ハード面)
※"端末の持ちやすさ"除く
8
端末の使いやすさ(ソフト面)10
日本での稀少さ0

では、それぞれの視点についてレビューをします。

<電池持ち>

1週間程度、普段通り生活して、電池持ちを調べてみました。

日目朝8時時点の残り%当日24時時点の残り%
1(平日1)100%34%
2(平日2)100%61%
3(休日1)100%61%
4(休日2)100%42%
5(平日1)100%41%
6(平日3)100%58%
7(平日3)
8(平日4)
7日目:100%
8日目:41%
7日目:55%
8日目:17時の時点では0%
*端末の設定は常にWi-Fiオン・Bluetoothオフ・GPSオン・輝度は自動調整です。
*7,8日目は7日目に充電をせず連続使用しました。

※平日・休日は下記の通りとする(あくまで目安)。
【平日1】
通勤/帰宅中/帰宅後(計2時間程度):Twitter・Facebook・ニュースサイトを閲覧
約14時間程度(内、WiFi圏内は13時間程度):電波の入る場所で放置状態

【平日2】
通勤/帰宅中/帰宅後(計1時間程度):Twitter・Facebook・ニュースサイトを閲覧
約15時間程度(内、WiFi圏内は12時間程度):電波の入る場所で放置状態

【平日3】
通勤/帰宅中/帰宅後(計2時間程度):Twitter・Facebook・ニュースサイトを閲覧
約14時間程度(内、WiFi圏内は14時間程度):電波の入る場所で放置状態

【平日4】
通勤(計1時間程度):Twitter・Facebook・ニュースサイトを閲覧
約8時間程度(内、WiFi圏内は8時間程度):電波の入る場所で放置状態

【休日1】
約2時間程度:Twitter・Facebook・ニュースサイトを閲覧・ウェブブラウジング
約14時間程度(内、Wi-Fi圏内は14時間):電波の入る場所で放置状態

【休日2】
約3時間程度:Twitter・Facebook・ニュースサイトを閲覧・ウェブブラウジング・カメラを起動
約13時間程度(内、Wi-Fi圏内は13時間):電波の入る場所で放置状態

なぜか平日1の使い方だと一日使って30〜40%くらいしか残りませんでしたが、平均的に考えると、1日使うと約50%弱使用する端末であることがわかりました。
うーん、若干期待はずれな感じが否めません。Noteシリーズということで端末が比較的大きくそれに比例して電池容量もある程度はあるはずなのですが。。
やはりディスプレイがWQHD+と非常に高解像度であるため、少し使用しただけでも電池を食っているのでしょうか。あと、スタンバイ状態(画面オフ)の時の電池使用量も非常に悪い印象です。ほとんど使ってないのに「えっ、こんなにも電池減ってる」と何回も思いました。

また、7,8日目にあるように2日間フルフルは持たず、1.5日程度の電池持ちが実際の結果です。

上記を踏まえ、電池持ちについては6点をつけたいと思います。
(1〜1.5日間程度持てば7点(MOTO X基準)だが、大容量なのに…という点を考え1点減点の6点とします)

<動作のサクサク感>

一つ気になる点を除き、全く問題ないと言えます。手で操作する場合はもちろんSペンを用いた場合でもです。

気になる一点だが、それはロック画面からホーム画面への遷移
Galaxy Tab Sでも気になったのでもしかしたらSamsung製品特有なのかもしれないが遷移の待ち時間が長いように感じます
(単にアニメーションの時間が長いだけかもしれませんが。。)


Samsung製品特有なのであれば尚更改善して欲しいところです。
そのため、この気になる点分を減点し、8点をつけたいと思います。

<端末の持ちやすさ>

Noteシリーズなのでこの項目は若干不利にはなりますが、やはり持ちやすさという点ではおすすめできません。加えてエッジスクリーンで何かしようものなら、どうやっても片手で済ますことはできません。
両手持ちが基本となります。
(左から、iPhone5, Nexus5, Xperia Z2, Galaxy Note Edge)



あと、左側裏面がラウンドしているのに対し、右側裏面が角張っているため持ち心地もあまりいいものではないと思います。

(左側裏面)

(右側裏面)

ただ、裏面(バックカバー)が皮になっているため、つるつる滑ることはありません
大きいからこそそこはこだわるNoteシリーズのいいところだと思います。

以上より、3点をつけたいと思います。
(Noteシリーズとはいえ片手持ちできるような工夫が欲しいです)

<画面の綺麗さ>

この項目は文句なしです。本当に綺麗です!!


上がFHDのNexus5に対し、下がWQHDのGalaxy Note Edge。
有機EL Super AMOLEDの効果もあり、青がより青く、緑がより緑に、オレンジがよりオレンジに表現されています。
有機EL Super AMOLEDの力はGalaxy Tab Sレビューをご覧下さい。

もちろん黒もいい感じです。
(写真ではわかりづらいかもしれませんが、実際に見ると黒がより黒いことが分かります)


以上より、この項目は10点満点をつけます。

<カメラの性能>

色々設定項目がありすぎて逆に分かりませんが、、多機能であることは確かです!!


もちろん4K動画にも対応しています。


これだけですと比較的多機能なカメラだなで終わるのですが、このGalaxy Note Edge、ひと味もふた味も違います!
筆者が特に良いなと思ったのが、インカメラの機能です!
まず一つ目が、指紋認証センサーを利用したシャッター機能
これまでだとインカメラに視線を合わせつつ、ディスプレイ上のシャッターボタンなり物理キーなりを押していたと思いますが、Galaxy Note Edgeではインカメラが自動的にピントを合わせてくれてかつ指紋認証センサーに指をかざすだけでシャッターを切ってくれます!

また二つ目の良い機能が、ワイド自分撮り機能
複数人で撮る時になんとか画面に皆入るようにぎゅうぎゅうになりますが、この機能を使えばその必要もありません。
パノラマ撮影みたいにワイドで自分撮りすることができます!


以上より、高機能+αで満点の10点をつけたいと思います。

<音の良さ>

音楽を聴いた時の音(5点)と、電話をした時の音(5点)で点数をつけます。

1. 音楽を聴いた時の音
いつも通りGoogle Play Musicにおいて考える。
この端末ではGoogle Play Musicの設定画面にイコライザーが表示されるのだが、下記のような多岐に渡った、しかもユーザーにとって分かりやすい設定画面が表示される
これによって本当に自分好みの音楽を聴くことができる。


そのためここでは5点をつけたい。

2. 電話をした時の音
この端末はdocomo版なのでVoLTEが使用できる。実際に3Gで話した時とVoLTEで話した時を比べてみたが、3Gのときは若干雑音が入るのに対しVoLTEは雑音もほとんどなく音量も大きくはっきり聞こえた

やはりVoLTEができるのは強みである。
ここも5点満点をつけたい。

そのため、合計10点です。

<ネットワーク接続の良さ>

モバイル通信接続およびWi-Fi通信接続共に、基本的には問題ないが通話等で一度3Gになった後、LTEに戻るのに少し他の端末より時間がかかっていました。
※同じオペレーターのsimを刺したXperia Z2の方が若干LTEに戻るのが早い

ただ、そこまで気にするようなことでもないので、ここでは1点減点の9点としたいと思います。

<端末の使いやすさ(ハード面)>

両手持ちということを前提に評価したいと思います。
ここでの一番の特徴はやはりエッジスクリーンです。
フォトレビュー記事でも書きましたが、このエッジスクリーンを利用することによって使いやすさが格段に上がります

例えば、エッジスクリーンによく使うアプリを置いてホームスクリーンには普段場所の関係で置けないようなウィジェットをフルフルで置く等もできます。
※筆者も実際こうして使っていましたが、非常に有効でした。

ただ、やはり気になるのが、Samsung製品の「戻るキー」と「アプリ一覧キー」が逆なこと。。ここだけは本当に個人的な感覚ですが、どうしても慣れません。。
Googleが推奨する戻るキーは左、アプリ一覧キーは右として欲しいです。。


以上より、Find 7でつけた5点(戻るキーが右だったため5点減点)+エッジスクリーンの有効さ3点で計8点としたいと思います。

<端末の使いやすさ(ソフト面)>

Galaxy Tab Sでもそうでしたが、優等生です。
それに併せてエッジスクリーン、Sペンが使いやすさをさらに向上させています。
以下ではそれぞれについて少しずつレビューしたいと思います。

1. エッジスクリーン
限られたアプリ内ではありますが、このエッジスクリーンが最大限に有効活用されています。
例えば、カメラ。普通だと画面上にシャッターボタンが表示されますが、エッジスクリーン上に表示させることによって映し出しているものを邪魔することがありません。



また、動画を見ているときに電話がかかってきても、その動画を邪魔することはありません。エッジスクリーンに電話がかかってきたことが表示されます。



非常にユーザーのことを考えた上で使いやすさを向上させています

2. Sペン
これまで筆者はNoteシリーズを使ったことがなかったためSペンももちろん使ったことがないのですが、このSペンとGalaxy Note Edgeを組み合わせることで非常に便利なことができることを知りました。
それが、、パソコンライクに使えることです!

Androidで文字をコピーする場合、コピーしたいところを長押しし範囲選択をしていました。やったことがある人は分かると思いますが、これなかなか上手くいかないのです。
しかし、このSペン&Galaxy Note Edgeを使えばそんな悩みは無用になります。
Sペンのボタンを押しながらパソコンライクにドラックし範囲選択するだけです。Sペンの認識度も高いので範囲選択に失敗することはまずないと思います。



以上のように、Galaxy Note Edgeならではのソフト面での使いやすさが非常に体感できました。
そのためこの項目は10点満点としたいと思います。

<日本での稀少さ>

docomo版の他にau版も発売されていることからこの項目は0点です。

<総論>

以上を踏まえ、74点です。
スマートフォン・タブレット・スマートウォッチ含め、これまでレビューした中でMOTO Xに次ぐ第二位の点数です。
日本での稀少さは一旦置いておいて、電池持ちおよび持ちやすさを除けば現時点で最強な端末だと言っても過言ではないかもしれません
毎日充電できる環境にいて、基本両手持ちだというユーザーにとっては間違いなしですね!

Samsungとして日本市場にGalaxy Note Edgeを投入した理由として、「新しい形を提案したかった」というコメントがありました。確かに1ヶ月触ってみて、新しい日常の形を体感できたかなと思います
今後はエッジスクリーンの利用シーンの拡大など、期待したいと思います!!

2014年10月26日日曜日

Galaxy Note Edge(Frost White) フォトレビュー

Samsungさんより、先日のUnpackedイベントにて発表された「Galaxy Note Edge」をお借りしましたので、記事にしたいと思います。
※「GALAXYアンバサダー」のモニタープログラムでお借りしています。

なお、本来フォトレビュー記事は書かないのですが、お借りした端末が日本ではまだ未発売のカラーであったため、珍しさから書くことを決めました。

現在発売されているのは「Charcoal Black」と呼ばれる黒色に対し、お借りした端末は「Frost White」と呼ばれる白色の端末です。
※Frost Whiteはdocomo、au共に11月中旬発売予定だそうです。

 (表面(ロック画面))

(表面(ホーム画面))

(裏面)

(裏カバーを取り外した写真)

(上側面)

(下側面)

 (左側面)

(右側面)

(右側面(画面点灯))

 (Galaxy Note EgdeとSペン)

(Sペン)

また、エッジスクリーンを利用した機能の写真も何点か。

 (好きなアプリを置けます)

(フラッシュライトやメジャー機能)

(ゲームもできます)

(時計表示機能)

「詳細なレビュー」や「便利だなと思った機能」については別途書こうかと思います!!